中小企業診断士受験資格・1次試験申込について
この記事の目的
中小企業診断士を1次試験3回(全て1発で合格)した記事トラの視点で診断士試験や試験当日の注意点を紹介。
この記事はこんな方におすすめ
・試験申込方法がわからない方
・診断士試験に初めて挑戦する方
中小企業診断士の資格については、以前の記事で書いてますので、試験を受ける前に確認してみてください。
中小企業診断士試験について
中小企業診断士の試験の流れを詳しく記載をいたしました。
受験資格から詳しく説明します。
中小企業診断士受験資格について
まずは受験資格について記載いたします。
年齢、性別、学歴等に関係なく、だれでも受験することができる。
参照元:中小企業庁HP
1.令和5年度又は令和6年度の第1次試験に合格した者(「登録等規則」第43条第1項の規定に基づく。)
2.「中小企業支援事業の実施に関する基準を定める省令及び中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則の一部を改正する省令」(平成17年経済産業省令第79号)附則第5条第1項第2号の規定により第1次試験の合格を経ずに受験することができる者
参照元:中小企業庁HP
だれでも受験可能です。
まずは1次試験受験申込
まずは、試験の申込について解説します。試験の申込は、意外に古風です。まずは、試験受験の為の申込書を入手する必要があります。インターネットの申込は、現時点ではないので、ご注意ください。また、2024年度一次試験の申込は、2024年5月29日で終了しておりますので、2024年以降に申込をされる場合のご参考にしてください。
郵送による手配
or
指定の窓口
郵送による手配
毎年、4月下旬のゴールデンウィーク開始頃に申込書の手配ができるようになります。まずは、郵送で申し込まないことには始まりません。(書店やインターネットでは申込書はありません)下記にて2024年の中小企業診断士協会のサイト画像を引用しております。
送付用の画像右側の封筒(長形3号封筒)を用意して、申込書や試験案内を診断協会から返送してもらう手配をします。その際に返送用の封筒を画像右側の長形3号封筒に同封します。
注意点としては、小さい封筒の方に大きい返送用封筒を封入することです。折り曲げないといけませんので、慎重に作業ください。また、返送用の封筒にご自身の住所の記入と切手を貼付することも忘れずにしてください。(切手ないと診断士協会から返送してくれません。)基本個人で受験する方は1部請求で問題ないです。
送付先はご自身の住所に合わせて対応ください。記事トラは千葉県在住ですので、東京の小石川郵便局留へ送付しました。
指定の窓口
記事トラは1次試験3回とも郵送による申込をしていた為、窓口での申込経験はございません。個人的には、よっぽどの急ぎ(期限がギリギリ)でない限り窓口での申込はおすすめしておりません。郵送申込は、2024年の場合は5月20日必着でしたので、20日必着にできない方が対象になるかと思います。
協会の2024年のネット情報を記載いたします。土日祝日を除く9時~17時(つまり平日)に協会指定の場所で窓口にて、配布しております。配布場所については、2024年の配布場所を掲載しておりますので、ご参考にください。配布場所(来年も同じ場所になる確率は高いかと思います。)
申込書と試験案内が到着したら
申込書と試験案内が到着したら、試験案内に同封の払込書から試験料金を指定期日までにお支払いください。
受験料:14,500円(2024年) 2022年度13,000円でした。値上がりしてます。😿
受験料支払後、受験票が申込時の住所宛に届きますので、受験票に記載の会場や時間に従って試験を受けるだけとなります。受験票は、証明写真の貼付が必要ですので、貼り忘れに注意してください。結構、当日貼り忘れている人、見かけます。
支払時に確認メール等もなく不安になるかと思いますが、試験案内に指定期日までに受験票が届かない場合の連絡先もございますので、ご安心ください。3回とも記事トラは問題なく届きました。
いよいよ一次試験
例年、8月初週の土日の二日間で行われます。一次試験について、解説します。
受験科目・時間・合格基準について
全ての科目の点数合計で60点以上が必要です。得点にすると420点必要です。また、1科目でも40点未満があると合格基準未達となり、来年再受験となります。記事トラの必勝法は、万遍なく安定して7科目60点~70点を獲得レベルにしておくことです。年度によっては、科目別の難易度に変動があり、異常に難しい年もありますので、得意科目で点数取れない可能性があります。
合格年度のマインドですが、
一次試験は、「自分との戦い」
二次試験は、「他人との戦い」だと思ってました。
二次試験については、相対評価です(他人と差が非常に重要な意味を持ちます)が、一次試験は絶対評価です。異常に難しい年で、平均点が40点後半の年度に自分が当たって、自分の得点が60点であったとしてもあまり意味がないと思っております。(他の人の差はあまり意味をなさないと考えます。)偏差値ではなく、全ての科目合計で60%を獲得することが重要です。
記事トラは、一次試験を3回受験しており、全て合格しております。その時の準備や経験等を記事に書きますので、参考にして頂ければと思います。
試験当日は緊張する方もいるかと思います。記事トラも、初日の1科目の経済学をするまでは、3回とも緊張してました。ただ、会場に行ってしまえば、覚悟を決めるしかない為、3科目目の企業経営理論を終える頃には、大体合否関係なく試験が楽しくなっていた印象です。
一次試験は試験開始10分前に解答用紙に受験番号と名前を記入する時間があります。